大学生の就職活動について

いくつかの大学や公的機関から、セミナやスポット的な授業のご依頼をいただきてます。

お声がけいただけることは名誉なことであり、ありがたいところです。
若いみなさまにお伝えしたい経験もあり、このブログでつらつらと発信いたします。
大学生やどちらかと言えば若手の方々に向けての内容です。

なお、ブログを書くのは、意外と根気が必要で時間もかかるので、更新頻度は高くないでしょうが。

就職先は適当に探そう。見つからなくても問題無し!

新型コロナの影響で、就職活動はどのような状況なのでしょうか?
劇的に経済が冷え込むかと思いましたが、意外に好調で新卒採用数もそれほど落ち込まなさそうです。

私の就職は1980年頃、大学も地方大学の山形大学でした。かなり記憶があいまいですので、勘違いなどあるかもしれませんが、記憶のままに書いてみます。当時の就職面接解禁は10月だったと思います。当時は大学での就職指導みたいなことは何もなく、解禁時期をのんびりと待っていました。たしか夏休み前後かと思いますが、東京とか問題意識の高い大学では就職活動が終わっているらしいとの情報に触れました。

まずは、あわてて、当時バイトしていた全国規模のある会社の課長に相談に行きました。解禁前でしたが、会社の人事あたりとつないでくれることを期待しました。しかし、けんもほろろでした。その理由は、「大した会社じゃないから入社することを極めてお勧めしない、したがって人事につないであげることにも興味がない」、こんなことを言われたように記憶してます。それならばと、直接に東京だったか大阪だったかの本社に電話しましたが、当然、公式開始前ですので門前払いです。

そんな状況を研究室の教授に相談すると、あらまぁ、そうなの? とこれまた、のんびりとしたお答えでした。

既にいろいろな企業でこっそりと面接をやっているらしいとの情報もかぎつけて、当時華やかになりつつあった半導体業界を狙い、某会社の闇の集団面接に臨みました。結果は玉砕でした。面接で聞かれた、半導体の超基礎的な知識に対する質問に答えられなかったのです。恥ずかしいので、その超基礎的な質問は記載しません! 

2社目は、役員面接後、帰り際に「採用です」と伝えられました。業態的に将来性に疑問もあり、何よりも、面接と同時の採用通知にヤバさを感じて、辞退しました。

ちなみに、この辞退した会社、今でも東証一部に上場しています。一方の当時のバイト先の会社は、今から10年ほど前に経営不振となり競合会社に吸収され、企業としては無くなりました。もしその会社に入っていたら、50歳を過ぎたあたりでの希望退職候補の筆頭だったでしょう。

その後は、教授の尽力もあり、新日本無線に入社できました。半導体デバイスの会社です。ただし、配属は、ビジネスとしてわずか数%しかやっていない、半導体とは何ら関係ない古典的技術に関連する部署でした。半導体部門に入社した多くの同期は、数年後に、急拡大した新設半導体企業へと転職しましたが、さらに数年後の不況で、それらの企業は事業撤退し、再度の転職が必要となりました。

今回お伝えしたかったことは、就職に関してです。

華やかと思われる会社や分野でも、長続きしないと、痛い目にあります。地味な会社が生き残っている状況もあります。しかし、それは、予測できないことです。どうせ先は読めないのです。また、当時に比べて、終身雇用の慣行もくずれ、人材の流動化は進んでいます。

結論; 
就職先なんて適当に決めても大丈夫。
今決まってなくてもなんとかなります。
大事なことは、自分目線で常に自分の能力を客観的に評価することと、継続的にその向上を図ることです。

客観評価の方法と、その向上方法は、また別に機会に。

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